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不妊治療回顧㉜ 運命の一日

【長編】不妊治療体験談

そこから診察までの残り期間、毎日ドゥーテストで検査していました。

妊娠検査薬は決して安くないのですが、それでも日増しに陽線が濃くなって行く妊娠検査薬が嬉しくて。

もし化学流産してしまえばこの陽線も薄くなって行く可能性もあるかもしれませんし、その不安感を解消するための必要経費ということで仕方なしなのです。

 

いや、単に嬉しいだけでした。そして旦那も、毎朝の楽しみにしていました。

黄体ホルモンの薬やその前のhcg注射などの影響などで擬陽性ということもあるかもしれませんが、私は妊娠を確信していました。言葉にするのは難しいけど、あえていうなら女の勘というヤツです

 

 

 

 

5日後ーーー

 

クリニックに到着し、意気揚々と診察室に。

熊先生には、フライング検査をしたことは内緒にしていました。

 

 

 

熊先生『はい、妊娠していますね。しっかり子宮に着床していますよ。』

 

 

 

うん、知ってる。

  

 

 

熊先生『ではここからは、妊娠を継続させるために頑張っていきましょう。Mielさんは一度流産していますので、そういう意味ではまだ安心できません。』

 

 

 

うん、それも心得てる。

 

 

 

熊先生『来週にまた来てください』

 

 

 

1週間後になった!

 

 

 

多分薬の処方の関係なのかなんなのかは分からないけど、2週間おきって結構メンタルきついので1週間は助かる。これは嬉しい誤算でした。

そして今日が妊娠4週ということになります。

 

 

流産したとき、ネットでの体験談を読んでいると不育症という言葉を良く目にしました。

自分がどうかは分かりませんが、私は少し男性ホルモンが多い体質のようですし、その点だけは少し不安です。

妊娠初期の流産は遺伝子的なところが原因なのが大半なのは分かっているけど、遺伝子に問題が無かったとして、あと残りの考えられる原因は私にある可能性も当然あります。楽観視はできません。

 

 

結局20%で流産は起こってしまうもの。

でももし失敗しても、まだ胚盤胞はある

大丈夫、不幸なことがそう何度も起こってたまるものですか。

 

 

そう考えていたら、あっという間に1週間が経過したのでした。

 

 

◆続き

不妊治療回顧㉝ 念願の

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