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不妊治療回顧㉑ パン屋さん

【長編】不妊治療体験談

家計を立て直すために再就職ではなくバイトを選んだのは、銀行系の仕事はストレスが半端ないからでした。

また3年ほどの無職期間もあるのでそもそも再就職のハードルも高いと思われます。面接も大の苦手。。。

 

ということで私が選んだのは

  

 

 

パン屋さん♪

 

  

 

 

いやぁ実は憧れていたんですよね、飲食系の仕事って。

趣味でお菓子作りは大好きですし、高校生の時は将来パティシエになりたいって本気で思っていたくらいだったので。それにたまたま近所の有名なパン屋さんがアルバイトを募集していたので応募し、無事採用いただけました。

 

残念ながら厨房ではなくホールスタッフでしたが、パンの匂いに囲まれて働く職場はとても楽しかった。

たまに焼き立てパンを試食させてくれましたし、接客も銀行員の時とは違い、お客さんからオススメパンとか聞いてくれるとついつい私の好みのパンについて語っちゃうような嬉しさも味わえます。

『この前おすすめしてくれたパン、凄くおいしかったよ』

とか言ってもらえた日にはもう感激しちゃいますし、店長も厨房やホールスタッフの方もフレンドリーで和気あいあいとしたとても良い職場でした。 

 

時給は820円、5~6時間×20日/月ほど働いて8万円程の月給。扶養控除の限界を計算しながらシフトを入れ、それで家計はやりくりできました。そして旦那の給料は借金返済へ。

 

ただ店内の換気があまり良くないのか、軽い一酸化炭素中毒のような症状がちょくちょくありました。あれはほんと良くない。他のアルバイトスタッフも同じような症状を訴える人も居て、流石に店長にも何度か言いましたが『そういう建付けだからねぇ』という反応。いやマジなんかあったら洒落にならんから。

あと、ご年配のお局さん(40代後半)のお小言。私が悪いんだけど、ちょっとミスをしてしまったときのイビリ方もきつかったし、服装の乱れや私語の注意も結構細かくて、そのお局さんとシフトが同じ時はなかなか憂鬱でした。バイトあるあるなんでしょうけどね。

でもそんなマイナスポイント2点以外は満足していたし、借金の告白で旦那のメンタルも安定してきたし、返済もそれなりに順調だったし、バイトを始めて大正解でした。

 

 

そんなこんなで数か月が過ぎた頃、義妹さんからいよいよ結婚するというお知らせがありました。

おめでたいニュースではありましたし、とても良い彼氏さんだったので素直に嬉しかったのですが、同時に、私には

 

 

どことなく複雑な感情がありました。

 

 

◆続き

不妊治療回顧㉒ 義妹

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