運命の採卵日です。
朝からクリニックへ足を運びます。
旦那も会社を休んでくれましたし、こんなに早くクリニックへ来た日は無いので新鮮でした。
まだ駐車場はガラガラで一番乗り。いつもこれくらい空いていたらいいのになぁ。
看護師『沢山取れるといいですね』
受付で看護師さんが話掛けてくれました。
排卵の状況がある程度わかっていないと患者に言えない言葉だと思うので、恐らく私は良い状態なんだろう、と思うことにしました。いや絶対そう。
いつもの診察台に乗って、下半身麻酔を掛けられます。
なんかモゾモゾするけど、何をされているのか良く分からないし、別に痛いわけでもない。
約15分ほどで採卵は終わりました。
その後、麻酔が効いている間しばらく安静にして、約1時間後にエロDVDでヌいたであろう旦那が迎えにきてくれました。
運命の診察へ。
熊先生『16個取れました。まずまず、多い方ですよ。』
私&旦那『おーー!』
10個を超えたらいいなと思っていたけど、それを超える数であったことに喜び、安堵しました。
確率で考えます。
前提条件として、体外受精で妊娠する確率は約4割との事(そのクリニックの実績らしいですがかなり高い)。予算的にはもちろん早い方がいいんだけれど、私たちの場合、出来ても移植は3回くらいが限界かなと思っています。
その3回以内の移植で妊娠する確率は約79%。つまり、パチスロでいうところの北斗緑オーラで単発を回避できるかどうか、くらいの確率。よし、これならいける気がする。
その試行回数を得るための関門。まず受精するかどうか、そして培養して胚盤胞まで成長するかどうか。
詳細は不明ですが受精率が8割だとして、その受精卵が胚盤胞まで成長する確率を3割だとする。とすると、採取した卵子の24%しか移植できる状態にならない。つまり10個の採卵で胚盤胞2.4個の確率、もし3回の体外受精をするのなら採卵は10個以上が望ましい=という私の頭の中です。
それが16個採卵と。
てことは約4個の胚盤胞まで期待できるということになるのか。
4回は予算オーバーだけど、もし妊娠確率4割で試行回数4回だと成功確率は87%まで上がる。これはもうほとんど、スロットでいうところの北斗揃いレインボーなわけです。
そんなこんなで、まずは第一関門を突破し安堵しました。
もちろんこれからも受精の関門、培養の関門、着床の関門、流産(心拍)の関門と待ち受けていますが、なんたってまずはスタート台へ立たなければ。このスタート台から着床までの確率が北斗レインボーなんですよ、期待しないはずありません。
早く結果が知りたかったですが、培養状況は1週間後との事。
そして熊先生の方針としては、胚盤胞まで育ててから一旦凍結させて、着床の窓(当時はそんな言葉はあまり出回っていませんでした)を見極めて移植するとのことでした。
良い結果が得られますように・・・
がんばれ、私の卵子!
(と夫の精子)
◆続き
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