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不妊治療回顧㉙ 胚盤胞移植

【長編】不妊治療体験談

とうとうその日がきました。

待ちに待った移植日です。

 

体調は万全。

あとは私のおふとぅん(子宮)次第。

 

頼むキャッチしてくれええええ!!!と願うものの、運動神経皆無の私はまともにキャッチボールすらできないのでポロリの可能性も十分。移植は確率的には6割落としちゃいますが、私のキャッチボールは8割落としてしまうのです・・・。

しかしながら、私の運動神経は悪くとも臓器(子宮)の運動神経は良いかもしれない。

だって毎日快便だし、いつも健康診断オールAだし。

 

流石に緊張MAXでしたが、クリニックの待ち時間はそれほどありませんでした。

直ぐに診察室に呼ばれます。

 

培養士さん(?)『今回移植する胚盤胞はこちらです。Mielさんの移植するグレードは5AAと5ABがあって、今回は5AAを移植します。AHA(アシステッドハッチング)は既に行っており、こちらを移植しますね。』

 

熊先生『うまくいくといいですね。』

 

写真を見せてもらいましたが、おおーなんか可愛いぞ。これが胚盤胞なのね。

よく考えてみると、普通に自然妊娠するより前の段階から様子がわかるって、これは体外受精の一つ大きなメリットかもしれない。

 

移植はものの30秒くらいで終わりました(クソ早い)

 

その後数分待機している間、熊先生が話しかけてくれました。

 

熊先生『Mielさんの受精状況、それから受精卵の成長。非常に良かったですねぇ、優秀です。』

 

熊先生『グレードも良いです、全体的に。まぁグレードなんて見た目での判断なので単に高ければ妊娠確率が高いって訳でもないんですけど、良いに越したことはありませんしね。』

 

熊先生『もちろん今回で直ぐに結果が出ることもありますが、もし結果が伴わなくてもまだまだチャンスありますからね。私も嬉しいです。』

 

 

熊先生がめっちゃ喋ってるー(笑)

 

 

やっぱりこの先生、なんかいいわぁ。いつも無表情で淡々としゃべるのでどこかとっつきにくくロボットのようなタイプの人のようでいて、たまに見せる凄く人間らしい言葉と表情が凄くいい。

あまり褒めらたことが無いので嬉しい。超嬉しい。

 

 

その後、黄体ホルモンの注射を打ち、飲み薬と貼り薬も処方されました。

黄体ホルモンは着床しやすくしたり、妊娠を継続させる効果があるものらしいので、一度流産の経験があった私にはなおさら重要なのかもしれません。

 

移植から10日くらいで妊娠かどうかが判定されるようです。結構早い。

 

さぁ、どうなるか。

しばらくドキドキですよ。

 

 

◆続き

不妊治療回顧㉚ 移植数日後

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