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不妊治療回顧② 病名宣告

【長編】不妊治療体験談

当時、私は28歳。

今の旦那とまだ付き合い始めのころ、私は二つの仕事を掛け持ちしていました。

銀行員(OL)と、定時後はデパートでレジ打ちの仕事。

自分でいうのも何ですが結構なハードワークでも頑張っていましたし、それに見合った報酬も貰えていました。

ですが身体的にはしんどくて毎日帰りは遅く、生活も不規則気味・・・。だからなのか月のモノも度々乱れがちでしたし、なんとなく下腹部に違和感があっても自分の体のことにはまるで無頓着。そうそうに病院に行くことはありませんでした。

 

 

 

そんなある日。

 

いつもとは明らかに違う、多量の生理出血が。

さすがにこれはちょっとまずいかなという程の量だったので、これまで敬遠してきたレディースクリニックに渋々向かうことにしました。

 

そしてそこで、こう告げられたのでした。

 

 

その時、私はその病名について良く分かっていませんでしたし、先生の説明もそんな命に別状があるような話ぶりではなかったので詳しく聞けず終いでした。

なんか色々言われた気はしたけど、あまり聞き覚えの無い症状だし、癌とかでもなさそうだし、今後も生理がしんどくなるんだろうな、くらいの記憶で岐路に着きました。

 

ただやはり段々と気になって帰ってネットで調べてみたところ、子宮筋腫や子宮内膜症のような女性特有の疾患のようでした。

また、あるサイトにはこう記載されていました。

 

子宮腺筋症は、 

 

その時はまだ結婚もしていなかったけど、今の旦那とは近々同棲を計画していましたし、結婚したら子供は何人欲しいだとか、最初は女の子がいいよねだとか、旦那も子煩悩で凄く将来計画を具体的に語っていた姿が思い出されます。

 

段々焦ってきた私は更に色々と気になって気になって、この病気の事をひたすら調べまくりました。

そして調べれば調べるほど、どんどん憂鬱になるような記事が目に入ります

 

・・・その日は眠れませんでした。

 

とはいえ病気の事、旦那に隠すわけにもいかないので正直に伝えることにしました。

すると「別に命にどうこうって話じゃないんでしょ?良かった良かった」とあっけらかんとした反応。

 

思ったより軽い反応だったので肩透かしを食らったような、されど私は心の奥底にどんよりとしたものを感じつつも、それ以降はあまり気にしないように普段通りの生活を送るように心がけていました。

 

 

◆続き

不妊治療回顧③ そろそろ子作りへ

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